La universidad de Alicante

 こんにちは。1週間ぶりですかね。

ようやく学校が始まったので 今日は学校のことについて書いていこうと思います。

 

 わたしが通っているのは アリカンテ大学の語学教育センターにあるスペイン語学校です。スペインにある他の語学学校と違うところは、実際の大学の中で授業があるので、大学生と交流することができたりします。日本からもスペイン大学留学の提携先として多く挙げられているので、日本人スタッフも常駐しているし、日本学生もいます。これが結構安心する。

 

f:id:lunnna_1001:20170513164922j:plain

 

まず大学内に入ると大きなオブジェが出てきます。LA MANO と呼ばれていて、意味はスペイン語で「手」です。(そのまんま)

スペイン語はほとんどの名詞が女性と男性に分かれていて、「 a 」 で終わるものは「女性名詞( LA )」、「 o 」で終わるものは「男性名詞( EL )」などと分かれています。

しかし4つだけ例外があって そのうちの1つに 「 MANO 」という単語が入っているのです。「 o 」で終わるけど「手」は女性なんですよ!保湿しっかりしなきゃ、という気持ちになりました。

どうでもいいことなのですが、この写真を撮った時間が朝の7時半頃だったのでちょうど朝日の関係でペン先だけに陽が当たる感じまじで正解だったとほくそ笑んでいます。

 

そして大学の敷地がデカい。端から端まで歩くのを諦めました。ちょっとずつ歩いていけばいいやと思い、まだ学校の中すべてを探検しきれていません。ちなみに新入生に教える言葉として「道に迷ったらラマノを目指せ」があり、聞いたとき笑っちゃいました。

 

f:id:lunnna_1001:20170513174356j:plain

 

わたしが普段授業を受けている場所は写真の右側の棟です。ラマノからここまで行くのに10分弱かかる。遠いです。

 

 

 わたしはバスで通っているのですが、7時15分に出発して7時40分に学校に着く時刻表です。そう、時刻表ではこうなんです。(すごく大事なところ)

なのにバスの時間が適当なんです!「バスに乗る際は必ず10分前にバス停に着いてるように」という教えがあるくらい。遅れるくらいならいいですよ、こっちの人は時間にルーズだし。日本にいた時もわりと時間感覚が緩いバスを使っていたので、まあいっか、で済ませられるんです。でも予定時間より10分ほど早く着くバスってなんですか。そして着いてからすぐ発車するので10分単位で時間が早まります。初日なんて7時4分にバス停にきました。なのでいつも学校に到着するのは7時半過ぎに着きます。授業が始まるのは9時です、はやい。

 

 

 今週末にかけて わたしの住んでいる街で大きなお祭りがあるので、バス停の場所が一時的に変わりました。これがとにかく大変だった。そこで1つエピソードがあります。

 

 

 バス停の場所が変更された当日、7時台のバスではなく、そのあとの1つ遅い時間のバスに乗ることにしてました。

 

 

この子は わたしが初めてバスに乗る日に、運転手さんに行き先を伝えたり お金の払い方を教えてくれたり、とにかく色々助けてくれる美容学生の女の子でした。

「バス停が変わることに気づかないと思うのに7時台のバスの時間にルナがいない!」と彼女は 変更されたバス停の地図と一緒に whatsapp ( 日本でいうLINE ) をくれました。

それを見たわたしは「このマップはなんだろう、」と思いはしたもの、そのことにはスルーをし「今日は遅いバスに乗ることにしたんだ」とだけ返し、話は終わりました。

 

わたしはバスが発車する10分前の時刻に間に合うよう家を出て いつものバス停に余裕を持って到着しました。するとここで突然おじいさんが話しかけてくる。

 

「今日はこのバス停じゃない!この道をまっすぐ行った先だ!この張り紙を見てごらん?」と紙を指差しながら言いました。

彼女が言っていたことはこれだったのか!とようやく朝の不思議な whatsapp を理解し、時間を確認するともうすぐバスが来る時間。変更されたバス停まで走ろうとすると後ろからバス。このバスに乗り遅れるとわたしは授業に間に合いません。走るわたし。

走っていると前から歩いてきた別のおじさんがわたしのことを呼び止め、「君はアリカンテに行きたいんだろう?このバスは君が乗るバスじゃない!安心して!」と声をかけてくれて、ホッとし、そこからは歩いてバス停に行けました。

わたしが血相を変えている一部始終を後ろから見ていたお姉さんが、英語とスペイン語を織り交ぜて、丁寧に説明してくれました。

 

改めてスペイン人の優しさに触れた朝でした。

 

朝のバス停はみんな「 Hola! Buenos días 」と声を掛け合うし、美容学生の彼女は毎朝わたしに「 Luna! bien??? 」(多分わたしが Qué tal? を理解できないと思っている)とグーサインを出しながら気にかけてくれるし 男の人はほとんどの確率でドアを開けてくれるし。

小さな町に住んでいるのでそういうところがすごく暖かくて、無条件な人の優しさに触れることができます。早く恩返しがしたい。

 

 

 学校の授業は、今のところわりと簡単です。わたし以外のクラスの子は寮生活か1人暮らしなので、話そうと思わなければスペイン語に触れる時間が短いのですが、わたしは色んな人にお世話になって生活しているので、自己紹介を初め 今の自分の状態、何が欲しくて何が好きで、ということをきちんと言えないと相手を困らせてしまいます。最初の3日目までは困らせてばかりでしたが、学校が始まる頃にはクリアしていました。

だから授業では「 見よう見真似で話した言葉 」と「 きちんとした文法 」を繋ぎ合わせる感覚で受けています。

 

 

先生は陽気な人で楽しいです。わたしは世界中どこに行ってもいじられキャラなのかもしれないと思いました。そのくらいイジられる。反応が面白いらしいです(表情筋が緩いタイプの人種)

 

f:id:lunnna_1001:20170513164908j:plain

 

 学校に着いたら、24時間365日(正確に言うと元旦だけはおやすみらしい)やっている勉強室で昨日までの復習をし、1ユーロのサンドイッチと0.6ユーロの水を買って食べて、9時からの授業に備えています。

 

 毎日の早起きは正直疲れます。言葉が通じなくて「どうしたらいいかわからない」って顔を見ることもあります。最近はだんだん少なくなってきたけど、込み入った話はできません。置いてけぼりです。

だからと言って今できることは勉強しかないし、できるだけ常に笑顔で、相手の表情を見ながらその土地に合わせていきます。

 

 

 今回は長くなってしまってすみません。読んでくれた人ありがとう!これから街のお祭りに行ってパリピになってきます。次はこんな長くならないはず!よし!また書きます!アディオス!!!!!

 

 twitter るなっしーです (@_l00luna) | Twitter
instagram LunaJulia (@_v.l00l_) • Instagram photos and videos
ask LUNA (@lunnna1031) — Ask me anything | ASKfm